百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023 10/09  夏過ぎて 初めて湯船であったまったよ

  帰農人    2023 10/09 
   夏過ぎて 初めて湯船であったまったよ

 今週は、ニンニクとエシャレットを百mくらい植えつけ、白菜の定植、二日間づつ、金曜日は開墾地への初めてのヌカまき、なんかいいペースで進んでる感じがする週であった。

 土曜日は運河朝市の新イベントに参加、二万いかないだろうなと期待してなかったが、思わぬ集客、ありがたい。ちょうど研修生が来てたので、一時間ほど売り方を覚えさせ、畑の仕事に向かった、終わりの3時ごろ撤収に行ったら、「僕は放置されました」と抗議された。「トラブルなくちゃんと野菜売ったのだろ、それでOKじゃん」、またその日の朝、警察から手紙が来ていた、販売の準備ができて、落ち着いたころ開けてみたら、財布があったで取りに来い、とのこと、助かる、何枚ものカードや名刺などが帰ってくる。レシートも沢山あって、日誌が空欄で困っていた、何より使い慣れたサイフだもの。

 いつものホームセンターに資材を買いに行ったら、仲良しのレジの姉ちゃんが「夏、大変だったでしょ、今年は白菜の苗がだめで全然入荷しないの」とのこと、腑に落ちた。7月初めから始まる、秋冬野菜の育苗に定植は難しい。このところスタッフがきちっとやってくれて、うまくいっていたが、今年は突然枯れだす苗が続出、原因がわからない、わからないと来年対応できない、ともかくまずはうちだけではないと判明しただけでもうれしい。また昼飯時、木野ちゃんがニュースで柏のネギ畑の苗が全部消えたとのこと、うちも春先のネギ数か月分を枯らし、昨日は泣く泣くその畑をトラクターで草を埋め込んでいた。ともかく全世界の農家が泣いた夏であった。

 昨日のラグビーは、とても澄やかに晴れ渡ったフランスでの戦いはとても鮮やかに写り、試合もがっちり強く、でもアルゼンチンの方が一枚上、日本のラガーマンたちも敗戦を妙に納得できる試合であったろう。熱狂して応援しているアルゼンチン応援団に、とても心が惹かれた。祖国は価格が倍々の超インフラでみんな紙幣をドルに換えるのに躍起になっている。今度選挙があるが候補者の一人が、通貨をドルに変えると訴えている、みんな疲弊しまくっている、それは地球全体だ、多くの国、国民が苦しんでいる。何とかしようとの各国政府間のやり取りも、日々急務で行われている、EUはあれだけもめていた難民問題だが、ここで全体で割り振って受け入れていく合意が採決された。移民は日本でもどんどん受け入れたらいい、昨日子育て仲間を連れて恒例のサツマイモ掘りに来たカズちゃんは「うちの団地や学校の3割くらいは外人なの、娘ともよく遊んでるよ」と嬉しそうでした。