百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 6/17 一番陽の強い時の雲はありがたいのだ

今年も空梅雨かなと心配していたら、一転して梅雨寒。仕事上がりにまずはビールではなく熱燗。
晴れ間が続かないので玉ねぎの収穫が難しい。
うまく乾燥させないとみんな腐ってしまう、これから連日の雨予想、ここ二日間の雨無日は見逃せないと収穫に踏み切ったら、急に手伝いが沢山現れた。
午前はチエ、午後は夫婦と3人の小学女子、おかげで800㎏を収獲、あと半分だ。
雨につられて草たちの勢いも凄まじく管理作業もいっぱいある。
3トンのじゃが芋の収穫もある、手伝い募集中、お礼はトマトとズッキーニいっぱい、お願いします。
半日程度が手頃でしょう。前日にあちに電話を。

貝人が上等な魔法瓶を買ってくれた。誕生日祝いだ。安い物は1年もたたないうちに性能が落ちる。
起きてすぐ湯を沸かしポットに入れてお茶を何杯もいただき、4時間後の外仕事に出る前に500㏄のテルモスにコーヒーを入れ仕事の合間に口ずさみ、夕刻帰る軽トラの中で最後の残りを飲む
この時に暖かさの残っているコーヒーはとてもありがたい。
一日中暖かいコーヒーを口にするたび貝人に感謝できる、これがいちばんうれしい。
東京で暮らすクルミは長電話をプレゼントしてくれた。
そのなかで心に引っ掛かった事がある「子どもが欲しいとと思ってたけど、世の中の希望のなさを思うと悪くて産めん、その代わりに困った子を引き取りたい」とのこと、素敵な人生歩いとるじゃん。
光り輝く暗い青春の真っただ中、OK、プレゼントありがとう。
 そろそろ隣りのフクロウさんが鳴く季節。早く泣いて。