百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2022  2/6 パソコン壊れた

帰 農 人 2022  2/6

困ったもんだ。パソコンが壊れた。いや、ウィンドウズが立ち上がらなくなってしまった。新しいパソコンをすぐに買ってきてウィンドウズなどの基本ソフトを入れようとしたらサインインとかアカウントとるとかの操作を間違い、ウィンドウズのサポートセンターにも色々助けてもらったが、1ヶ月は元に戻らないそうだ。パソコンのウィルス対策はすごく強化されているんだね。トホホ。。。仕方なくノートに手書きで書き、くるみに真澄屋の通信やホームページだけには載せるしかない。くるみは悪字解読の面倒をかける。それもおもしろい。
 先日ラジオで舞踏家で近年は俳優もしている田中泯さんが話していた。泯さんの様子を長年追っかけた映画が出来、色々と話を聞いているうちに昔会った「あの人」はたしかに田中泯だと確信できた。八百屋をやる前でインドの音楽学校の先生のガンガーダ・レオ・ゲバレさんと半年、四畳半と六畳の小さな借家で暮らし、俺もシタールなど弾きながらインド音楽のコンサートを各地でやっていた。神戸・岡山・広島ツアーなども呼ばれたりしたっけ。そんなころ、田中泯さんであるが、上野の都立博物館のホールで踊っているので演奏してほしいとの依頼。ラオさんと行ってみると泯さんは床を這いずり回って踊っていた。ラオさんはそれを見て「僕の世界観とは違う」と、演奏を断っていた。その時は仕方ないと思ていた。でもその時少し頑張ってあの場で演奏していたら泯さんとの関係が出来ていたかもと思って悔む。
田中泯さんは山梨の白州で立派に百姓をやっているのは以前から知っていた。農民カフェのやくざシンガー「わき」が泯さんに農業のことを語ったら怒られたと聞いた。真面目なのだ。
 泯さんからの話の後、「生活向上委員会」というフリージャズを演奏するグループから共演の依頼があり、池袋の先の「キドアイラックホール」に出かけた。インドから帰ってきたラッパ吹きが竹笛等も吹き、ドラムは壁を叩いて、めちゃくちゃやっていた。2.3百人いる満席の観客がいて喜んでいた。ラオさんはまた「僕の世界観とは違う」とつぶやいた。舞台前の関係者席に2人は座っていたが、ラオさんは断ったが俺は我慢しきれず座ったまま声を上げ、少しの間演奏に加わった。
尋ねてみたいと思う。田中泯さんの所へ。昔の話や百姓の話をしたい。いついけるかな?うふふ