百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

帰 農 人 2019 5/11 4か月すれば稲刈りだ、始まりはじまり

先ほど田植えを終え、田植機を感謝して洗い上げ一息。腕がパンパンである。 田植えで一番大変なのが苗運び、1枚5kgの苗箱を500枚、プールより軽トラに乗せ畦に並べ、田植え機に1枚づつセットする。 苗の根は箱の穴下に伸び、刺し板で切り取るのだが…

帰 農 人 2019 5/06 野ザルが議員にそりゃ大変だよね

「マナちゃん、町会議員に当選した後、全く違った世界で疲れ果てて、いつもそうやんけど、全力で走り切った後は沈む、今度の沈み方は相当で、今、流山の僕の父の家におるんやけど、木工の仕事で3日後にしか帰られへん」「わかった、電話してみる」 丁度次の…

帰 農 人 2019 4/27 グリホサート全廃、人類の使命

昨日は看護学校の恒例の田植え、その前に農業の授業、講師は俺、90分、2年生40人たちに好きな事を毎年話している。 2,3日前から車の運転中に内容を考え始める。しかし90分はあっという間、いつもあれこれ話し忘れたことを悔やむ 寒波が来て小寒い…

帰 農 人 2019 4/21 やりくたびれた一週間、ヤギの話し

「うちのヤギ夫婦に中々子が出来なくて、会社の仲間のフィリピン人が、このオスはカタキンだから妊娠しないから食べましょうというので、食べちゃった。なのでメスに種付けをお願いしたいんですけど」と老夫婦がやってきた。 時々鳩を積んだトラックが来て放…

帰 農 人 2019 4/12 なんか変化 60も面白いかも

どんどん好きな人たちの訃報が入る。ショウケンに白石冬実にケーシー高峰。 ショウケンは何と言っても「傷だらけの天使」、今までで一番好きなドラマだ、あの頃ビデヲはなくて、友達が最終回を録音したのを何度も麻雀しながら聞いたっけ。チャコちゃんこと白…

帰農人  4月6日 貝人は旅に、クルは真澄の店長に

貝人が消えた。転職してすぐに引っ越ししたらしい。 日本橋の方らしいということ以外職種も住所もわからない。あんなに毎晩のように母ちゃんと長話してたのに、ぴたっと少なくなり、転職の事も殆ど語らなかったらしい。まあ電話が通じるからなんか言ってくる…

帰 農 人 2019 4/01 キジのペアリングがはじまったね

ようやくコッコたちが卵を生み出した。一日に7,8個、大体一斉に朝産む。 餌やりに行った時採ってくるのだが、今朝は一つもなかった。あれ、腹空かして卵を食べたかなと大心配、突っつく癖がつくと面倒だ。 餌をやって30分もしてみると、8個産んでいた…

帰 農 人 2019 3/23  自分が遊べなかったら、ダメだよね

10日前まではある意味で冬であった。 以前定植したキュウリや枝豆などが一夜にして霜枯れたことも度々、だからと言って定植を遅らすと、温床の苗たちはひ弱に育ちすぎ、それも困る。 ともかく多すぎる種類を同時に育苗するのは全く厄介だ。 ひょろひょろ育…

帰 農 人 2019 3/18 くるみ先生も今月で終わり、真澄屋へ

秋に産まれたヒナはすっり大きくなり、半月ほど前からオスが鳴き出した。 「クッオッコー」とまだ弱弱しい。雄鶏はメスの倍くらいの大きさになるが、まだメスと同じでトサカも小さい。 そろそろ産出す頃と気をつけていたら3日前に1つ、昨日も一つ、今日は…

 帰 農 人 2019 3/10 切り捨てされ続ける沖縄に祈る

今朝、ウグイスの初鳴きを聞いた、ケキョとまだかわいらしい。ここ数年畑でカッコウの声を聞けなくなり無性に恋しい、もの凄い宝物を無くしたようだ。 20年前の新川高地はサンクチュリア「鳥の聖域」と言われ、一年を通して里鳥の他様々な渡り鳥たちが来訪…

帰 農 人 2019 3/03 もう人類ではないかも

昨日松の実保育園で餅つきをした。恒例の父母会の行事で、杵、臼や雑煮用の大なべやガスボンベなど一式を家から持ち込み、もち米や野菜調味料なども店の物、今年のあんこはマサが作ったら大好評 「毎年小豆当番はみんな嫌がり、あんこも評判が悪く残るのに、…

帰農人 2月25日 久々にお雛様を出したよ

イッシーが来た。農園最初の相棒であり、今は大分の宇佐の実家におり、元気に田畑を走り回っている。連れ合いのアキヨちゃんの松戸の父に会いに来たいう。 「ハローエブリバディー、真実の世界はちゃんと存在するんだよね」とか来た早々から、まことやキノち…

帰 農 人 2019 2/18 政治に常に関心を、遠ざかるのはダサい

緑の党が結成されて参議院選に挑んだが、落選。供託金の2千万円が没収され、その後国政選挙からは遠ざかってはいるが、市町村議員の会員やサポーターは全国で70人ほどいる。 千葉支部の総会が成田であった。成田の市議素敵な女性の会津さんから誘いの電話…

帰 農 人 2019 2/09 阿部の傲慢風は市議会にもなびく

新松戸駅の西口には高層マンションが立ち並ぶが、東口は何も開発されないまま畑と里山がホームから見渡せる不思議な地域。その畑で有機野菜を作り、直売所で販売してきたのが仲間のタマコ家族だ。 昨年秋突然開発計画が出来上がり、三菱地所が開発を仕切り「…

帰 農 人 2019 2/02  ルミちゃん無事出産 マナも当選

夕刻、家に車を入れようとしてた時、携帯がなった。『N子です、なんで結婚してくれなかったんですか!』といきなりだ、ぶったまげた。 高校の時、屋上から飛び降りて何とか助かって以来友人との付き合いは切れ、エホバの人たちとだけ付き合っていた子からだ…

帰 農 人 2019 1/27 そろそろルミちゃんも出産だ

四万十の野生児のマナちゃんが市議会選に立候補した、そして、今日が投票日。 昨日仲間から教えてもらい、びっくり。検索したら出てきた出てきた、 選挙の模様やマニフェストなどが動画などで見られた、若い仲間たちが集い、楽しそうに真面目にバカ騒ぎして…

帰 農 人 2019 1/19 昨年の呪いがまだ、あと数日正月と飲もう

実は年末からずっーと寂しい、心に穴が開いている。 クリスマス火事事件の翌日、懸命に小屋を直し、無事の20羽の若鳥たちに安堵した翌朝、半分の10羽が死んでいた。寒さ?焼け焦げを食べたから? 埋葬してしばらく経ったころ、すでに14羽を手に掛けて…

帰 農 人 2019 1/13 じじい力 試される還暦 

今、畑はトンネルだらけ、心配なのは強い北風、何度も何度も吹き飛ばされては、泣く泣く修復してきた。 紐で抑え裾にしっかり土をかけ、年々被害は少なくなってきているが、今年も2度ほど小さな被害があった。 一番嫌なのは玉ねぎのマルチがはがれる事だ。…

帰 農 人 2019 1/03 ラッパにマンゴー毛糸のパンツ

還暦を迎える年の暮れ、月初めから毎日の様に夕暮れの半時ほどを大掃除に費やし、完璧には程遠いが、歳神様に後ろめたさを感じずに頭を下げる事が出来たのは百姓として大満足。 また月半ばから大きな厄落としが続いた。最初は夢、ブスの代表選手を抱いた。こ…