百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  7/26  コロナは 破壊の神シバのしもべ?

帰 農 人 2020  7/26 
 コロナは 破壊の神シバのしもべ?

オンボロ借家の我が家には網戸がない。
でも暑くなると、昼も夜も全ての戸をあけ放つ、そして蚊取り線香(モチロン、殺虫剤が入っていない除虫菊の物 )を使っているが、それでも長く煙っていると喉に悪い。寝る時は蚊帳をする。心を鎮める波動を出す麻の繊維に抱かれるのも良い。

3日前から線香をつけ始めた、ようやく夏が来た。まだびしょびしょに汗をかいてはいない、だからお風呂はたまにでいい、汗かいたら毎日入るけどね。
風呂は幼児の頃から好きではなかった、ともかく遊んでいたかった。堪りかねた母の八重子は包丁をふりあげ、俺はテーブルの下に逃げ込み、椅子の足をおさえ刺されない様にした、ともかく言うこと聞かぬ子で何度も長流寺で「かんの虫」に効くお灸をやられた。
開園したての「このはな幼稚園」に行くのを拒み、身にヒモを付けられ自転車の母に引っ張られたことも忘れられない、気丈な母であった。
父とのケンカも日常、俺がお腹にいる時にぶん投げられて心配だったと最近イトコの姉さんから聞いた。
八木小町の娘にホレて頑張って嫁にした親父が悪いが、でも晩年はその時を流さるくらいの献身を捧げた姿は立派であった。 
どうも夏は霊が近づいてくる、夏の一番すきなところだ、お盆だ
祭りだなどと気にしていると、様々な「えにし」が体を取り巻く熱風と共にまとわりついてくる、霊感は全くない、でも経験から確信している、お盆という行事はエライ。
そしてオラたちのやることは、草だらけの田畑や道をきれいにし霊たちを迎える準備だ、そろそろ雨も止むだろう、大草刈りの始まりはじまり
これは雲がどけたらとても酷な修行になる、早く掛からねば。
 きのうFAXが壊れた、すぐに電気屋に行っが、業務用のFAXはコロナの影響で在庫がない、予約したが2か月後位とのこと、何かの時にと棚の上に会った15年前のFAXを接続、動いたが、やはり色々壊れている、ドリルと針金とガムテープで修繕、15年前にはできなかった技だ。電話帳をいじると懐かしい名が次々と出てくる、これも神さんの仕業やな、破壊も立派な仕事や、インドの大神のシバは破壊の舞いがシンボルだ、俺わからないのだ、なんで。