百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2021  9/06  今は見つめ祈るしかないアフガン

帰 農 人 2021  9/06
      今は見つめ祈るしかないアフガン

 先週は熱波であえいでいたのに、ここ1週間は毎日雨ぶくみの寒さが続きいている。
キャベツなどの定植には水やりの仕事が省けありがたい、また雑草もスポスポ抜けるので草で覆われたネギ畑の草取りも終えることが出来た、でも毎日カッパや軽トラは泥だらけ、ホースのシャワーで泥を落とす時カッパに感謝する、3千円位のものだが、もう2年も守ってくれている、雨だからできる作業も沢山ある、でも野菜の種類が少なくなる「端境期」に入り、少ない野菜をなんとか毎日出荷を続けるが、気温が10℃位低い日が続き生育がにぶる、野菜が高値傾向なので野菜は良く売れるが野菜がない、小さめなじゃが芋や玉ねぎなどの販売に力をそそいでいる、
小松菜、ホウレンソウ、カブ、大根、里芋、サツマイモなどが出てくるまで、なんとか毎日工夫して買ってくれる人たちを引きとめる為に必死である。
でも毎年やっているのだけれど、毎日微妙な緊張感続き、疲れ果てているのだが、なんとか身体が動くのが不思議だ、ここ数日の朝はとても身体が重く、なんかの病気か?と心配したが、今日は元気だ、でももう無理はできない、飯の量を少し減らし良く噛むことに専念したい、「胃」が「いい加減にしろよ」と毎日訴えている気がする、小食って一番苦手菜事だ、でも始めなくては。

 アフガンに派兵していた国々では多くの犠牲と多額の資金は無駄になったと批判が続出している、また様々な立場の人たち多くを語っている。「決して無駄ではなかった、アフガンの人々は20年の民主主義を経験した」と義足の元駐留兵やアフガン人なども語る。
迫害を恐れ隠れているひとも多いが、弾圧されながらも抗議のデモを起こす人々もいる。特に女性は権利を求め果敢に抗議活動をしている、
これも20年の歴史であると思いたい、そしてタリバンがどのような体制をおこなっていくのか祈るような気持ちで毎日の報道を見つめている、タリバンよお願いします。