百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2022  12/11 明日は6人が手伝いに、マサが豚汁を仕込んでくれた

帰農人    2022  12/11  吉田あち

 明日は6人が手伝いに、マサが豚汁を仕込んでくれた

 この前ハウスでボヤがあった。長芋を掘った後の塹壕をハウスの裏で埋め戻す作業をしていたらハウス前あたりから煙が立ち上った、ハウス前の畑で残渣でも燃やしたかなと思い、少ししてハウスに戻ったら前のほうが燃え上がっていた。慌ててホースの水で消し止めたが1坪ぐらいが燃え尽き、棚にあったものはきれいに燃えた。トンカチなどは鉄の部分などを残しきれいに燃えていた。地面に置いてあった里芋は岳上がり、コンテナは解けていた。たぶん4㍑缶に半分ほど残っていたガソリンが流れ出し何かの原因で発火したのだろう、原因は全く不明だ。そばの20㍑のガソリンタンクは無事で大事に至らず良かった、でも工具など数万円は買いなおさなければいけなく、燃えたハウス部分の修復も忙しい中、面倒な作業だった、ただそばにあった木製のトウミは足が1本10㎝ほど燃えただけで助かった、今度の雨の時にでも、小豆とささげを脱穀しようと思っていたので不幸中の幸いだ。5,6年前のクリスマスイブの深夜、鶏小屋も自然発火で燃えた。 「とおちゃん、火事だよ」との貝人の声で起こされバケツリレーで消し止めた。小さなヒナたちも焼き鳥にならずに済み、修復も簡単だった、あの時は鶏糞の発酵熱が原因としか考えられない。今度のハウスの家事もガソリンが地面に流れ出たことは確かだがなんで火が付いたかはわからない。 ガソリンや軽油は20と4㍑のオイル缶で保管していたが鉄製で腐食し時々漏れていた、いつもガソリンスタンドで鉄の缶をもらっていたが、最近はプラに代わりもらえなくなっていたので、みんな古くなっていた、これはちゃんとしなくてはとガソリンと軽油の専用容器を買った。でも、なんでも貰い物人生は続けていきたい。

 このところ、ドクターコト―の再放送がやっていて、毎夜、北の国からのジュンの医者姿を食い入るようにマサと楽しんでいる。やつの顔がいい、その他の俳優たちもいい、北海道の子供集中治療室「ICPU」もはまっている、すれたおふくろさんの大竹しのぶには驚いた、「赤ひげ4」も大好きだ。世界のニュースに加え、サッカーのワールドカップも気になる、このところテレビ漬けだ、農業新聞をざっと目をとうすが中々月間「現代農業」はたまにしか読めない、ここ数か月、図書館に行けていない、また本を読みたいな。でも開発による田畑の移動が迫っている、来年はもっと忙しいね、体と心、がんばれ。