百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2022  12/04 正月用のカニは高いのかなぁ、それが心配

帰農人    2022  12/04  吉田あち

 正月用のカニは高いのかなぁ、それが心配

 やっと軽トラの車検の継続できた。実は10月10日に切れていた。前のウインカーの片方のレンズが壊れていた、ヤギのツノの餌食になったのである。修理屋さんに部品を頼んでおいたのだが、部品が無いという、とても古い軽トラを使っているので、時々ある。中古品を探してもらっていたが、やはりないという、なんか代わりの物を付けたらとのこと、ちゃんと光って中に水が入らなければたぶん大丈夫とのこと、トラクターのウインカーを外し取り付けてみた、車検の検査では見事にOK、ほっとした。レンズが見つからなかったら、畑用の車として使い、別の軽トラを使おうかと考えていた、軽トラは3台ある。JAから連絡があり、もう自賠責も期限切れなので任意保険の補償も効かないとのこと、何の保険もなく車検も切れている車で毎日運転するのはとても気を遣う、少しのもらい事故でも起こせないのだ、やっと解放された。今は運転が楽しい。

 昨日からぐっと気温が下がったがまだ霜は下りない。1週間前の妙に暖かい夜にはコオロギの鳴く声が聞こえ、ネコのさかりの鳴き声も、クリスマスソングが多く流れる中温暖化が現実味を増してきた、国内の屋根の10%に太陽光発電が設置されている、どんどん増やせばいいのにね、でも政府は原子力と石炭発電に執着する。どこまでも利権優先、国民も金に食らいつくだけ、「米国のケツなめ政府」と常に異常な日本の状態に批判していた宮台真司が襲われ切られた。彼とは歳が同じなので同じ思考回路があり、ラジオで聞くことができる時はいつも真剣に聞いている。彼への暴行は日本の青年の右傾化を強く感じる、遊びも知らず、多くの様々な人たちとの交流もないままに子供たちは育っていき、その親たちが子供を育てている、へんてこりんな国になるのは当たり前だ、どこかで大きな舵を取らんと化け物のような国になってしまうだろう、でもこの国は2千年の歴史の文化遺産が何とか国民を支えている。農業、林業水産業が輝きを取り戻せばこの国の未来は安泰だ、みんなで考えよう。

 いつも年末の夜空には月と火星、金星が近づく様子が楽しいのに、今年は火星が見当たらず、どうしたのだろうと、夕刻の夜空を眺めていた、さっきどぶろくを外の保冷庫に取りに行く時、東の夜空に火星を発見、ようやくあえたね。