百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2024 1/8  ハウスの引っ越しで、忙しすぎる日々 あと3ヶ月  

帰農人    2024 1/8 
 ハウスの引っ越しで、忙しすぎる日々 あと3ヶ月  

 正月の三日間は、ひたすら飲んで寝ていた。昼も夜もない、起きたら飲んで、テレビか本を読んでいた。地域の活動仲間のウメちゃんが出した本「自分のことは自分で決める ますもと うめ 論創社 1800円」。ウメちゃんは松戸で小児科の病院をしていた、そこで働いていたヒロコがイザナが生まれた時にスタッフに入ってくれたあたりから付き合いが始まった。桃太の出産はマサと二人でやってしまったので、子供のことも見ていないのに出産証明書を書いてもらったが、「書くの初めて」と一部何かが間違っていて、役所で慌てたことをがあった。ウメちゃん達が主催するフリマにも毎回出店した。また世から外れた人たちが多く暮らす南千住の山谷に古着をもって、100円などで売りながら病気などの相談を受けていたので一緒に行ったりもした。障碍者たちの薬の相談なども気軽に引き受け、地域の頼もしい仲間である。 

 二日には恒例の家族や仲間の宴会が店で開かれ、その前にイザナがうちに来て、色んな映画やドラマなどがみられる、アベマやネットフリックスなどを設定してくれた。いくつか見たがまだ慣れない、海外のノンフィクション映画や落語などを見たいと思っている。 四日から少し収穫をしたり、研修生が来たり仕事は始まっているが、最低限の仕事以外は手につかない。まだ年賀状も見ていない、やっと帰農人を書けた。明日からは全ての出荷先が出そろい忙しい日常が始まる。

 昨日年末に田畑の地代を十数人に支払い、また請負仕事の集金もしたが、一軒一万円多く入っていた。ご祝儀だとうれしいなと思いながらも返しに行ったら間違っていたみたい。また昨日、地主さんが来て「一万多く入っていたよ」と返しに来てくれた。正直にすれば正直に帰ってくる。弟の茂の娘が焼酎をもって新年の挨拶に店に来たそうだ、ちょうどカフェのランチの忙しい時でちゃんと対応できなかったが、子供4人にお年玉は上げたとのこと、帰ってきた一万円は気持ちよくマサにわたった。