百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023 10/23 ストーブに撒きをくべたよ

帰農人    2023 10/23

   ストーブに撒きをくべたよ

 今年の里芋はまるっきりだめだ、壊滅的。わざわざ湿気の多い田んぼあとで育てたが、田んぼまでもカサカサになった、やることはやった、仕方ねー。いつも出来がよく、きれいに売り切れる、この穴をどう埋めるか。あの夏で様々な野菜たちがやられた、誰もがやられた、今年はしかたねーだよと酒を飲むしかないよ。

 月曜の早朝、腹を食われたベジタを見つけた。薄目をあいて、口横から舌が出ていた。体のどこにも戦った傷がない、胸のあたりだけが食べられ、柔らかな腸などはきれいなもの、なぜか皮だけがきれいになくなっていた、血あとはまるでない。なんとも不思議だ。その姿を毎日思いだしてしまう。前の晩、研修生の17才のムスメが料理していた時、台所でミーちゃんと仲良くしていたのが最後だ。その前にノミ取りをしてやった。ベジが死んでもノミたちは何日も袋の中で生きていた。はかないものだ、。最初の数日は忘れるために仕事を頑張った、昼は忘れることはできた。でも家に帰るといけない、幼子を拾って、2か月間のベジタとの日々はどれもまだ新しい記憶だ、あいらしい日々の記憶だ、まさに2か月の映画を見終わった感覚だ、一時の夢を見させてもらったね。

 ハマスの戦闘員は給与明細を持っていた、月給15万円。ユダヤの武器や言葉などの注意書と分刻みの作戦計画書を携へ、ユダヤの民を殺害、拉致した。ハマスと一般のパレスチナ人とは違うというイスラエル政府も、ハマスには家族、親族知り合いがみんないる。ある意味で国民みんながハマスを支援している、重要なハマスの地下基地を狙ってピンポイントで3千発以上のミサイルをビルなどに命中させている。でもビル1棟当たりの死者数は平均ビル一棟当たり一人に満たない、みんなわかって逃げているのだ、これくらいやらなければ、世界は目をむいてくれないことも分かっている。ひょっとしてパレスチナの民は悲惨な中、希望でワクワクしているかもしれない
イラン、シリア、レバノンイラクなどが戦闘態勢に入りつつある、危ない。