百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2022  6/19  そろそろ夏祭りのシーズン、今年は?  

帰農人    2022  6/19
   そろそろ夏祭りのシーズン、今年は?     
 10時過ぎ曇り空を見上げると、ぼんやりとお日様が見える、真上である。二日後は夏至だもの、冬至を過ぎてこれからは日が長くなると喜んでいたのがつい先日のようだ。確かに玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンが収穫でき食生活は劇的に豊かになった、でもトマトやナス、ピーマンたちはまだポツポツ、冷えたビールがとてもありがたいほどでもない、でも今日は30度近くになるというので股引を猿股に変えて、ズボンも薄いもんぺ、靴下は1枚にした、夏の始まりの日だ。 
ドイツやフランスでは40℃の熱波が続いている、ほとんどの家や施設にはクーラーがない。設置率は5%くらいで、学校も自由登校が多く、児童たちはみな水のボトルを抱えている。 インドもまたしかり。砂漠地帯のラジャスタン州では作物栽培も限界にきており、人が住めなくなるのではと心配している。またインドでは軍隊の制度が変わり、全国で大規模な暴力的デモが多発している。今までは14年間兵役出来、恩給もあったが、4年までと短縮された。インドでの最大の雇用機関である軍隊は140万人を抱える。昨年の農政改革に反対した農民たちは長期の抗議行動を繰り返したが、劇的に変化する情勢の中、隣国の中国、パキスタンとの軍事的緊張は少なくなると見たのは確かである。また主力兵器ロシア製であることも変革を迫られているのではあるまいか。 中国は新たな空母を就航させ、南太平洋の小さな島々の国に同盟を求め外交行動を盛んにしている。もう隙さえあれば、小さな口実でも台湾に軍事侵攻する気満々。また日本も軍事費を上げることの声がとてもでかくなっている、全世界で馬鹿げた軍事費がどんどん消費されていく、それらの金を民のために使用したら、人類の苦悩は劇的に改善されるのに、なんとももったいないね。

 ピヨピヨたちはまだ大きな葉っぱを突いて食べられない、面倒だが刻むしかない。保育園からくる残飯のポテトサラダなども突くこともしない、何んとか慣らしていくしかない、でもともかくも鳴き声はかわいい。  
そろそろ日暮後のジイジイととのオケラたちの鳴き声はまだ聞こえない、セミのようだがあれはオケラなのだ。