百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023  3/26 野球 に 乾杯

帰農人    2023  3/26
     野球 に 乾杯
 我が家の南広場にそびえたっていた5本の大木が見事に切り刻まれ、切り落とした枝の上に3mばかりの裸のトーテムポールが寂しく突き出ている。部落の植木屋さんが1週間ばかり作業している様子を毎日見ていた、。切った木を南広場に全部落とすので、向こう側から作業するのでその姿をきちっと見ることができた。チェーンソーやくさび、のこぎりなどの使い方を勉強できた。仕方ないのである、悔やんでもしょうがない、ともかく切られた木を全部、薪として灰にしてやれば大往生できるはず。 でもまたあそこから枝が出てくんだろうな、それを見るのも楽しみだね。

 誠に誠に、変な話が来た、若い連中が、素晴らしいヒッピー文化の言い出しっぺで死ぬまで長老の役をこなしたポンのことを知りたがっていて祭りを開催することにした。だから、農業分科会でいすみで学校給食の無農薬米を成功させた手塚さんと1時間ばかり対談して、その後30分くらい参加者(仲間)たちと話し合ってくれ、4月23日(日)、13時、高田馬場「ときわ座」とのこと。手塚さんはやる気満々だ、だが俺は気乗りがしない、だって話したことないんだぜ、あっちこっちで見かけているけど、娘たちが焼くパンを空輸して販売支援していた時もある。でもポンのことをよく知るヒッピー先輩たちが沢山いる、なんで俺なんだといっても、やって!の、一点張り、「動物たちが見上げるそらは」を51回、月刊誌「名前のない新聞」に連載している なかのまきこ だ。 まずはポンのことを本にしようと現地取材などを続けている 尚さん に電話しなければなんねと、でも2日ばかり電話してもメールしても反応がない、旅先はともかく自宅の鴨川では今までそんなことはなかった。もう80は超えてるし、なんか不具合でもと心配になり、息子の涼に電話したら、1週間前にバイクで遊びに行ったら元気でしたよ、とのこと。じゃあどんどん電話していいんだねと確認。 翌日尚さんから電話があり、「いいんだよアッチ、お前さんたちの生きざまを見せて語ればいいのさ、それがポンへの最高の供養だね。」 これぞ神の御言葉。 長老からお墨付きをもらったので先輩たちに挨拶もできる。 でもヒッピーの世界で仁義を気にしている俺ってなんかかっこ悪い気もするね、。当日みんなの顔見て「さて、何話そうか」の世界だね、仲間たちの名前くらいは思い出しておかんとね。うーん、出てきた「あきら」だ、良かった。