百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023 7 /16  もうすぐ 太平洋高気圧が列島をつつむ

帰農人    2023 7 /16 
  もうすぐ 太平洋高気圧が列島をつつむ
 もうかろうじて、1週間にもなろうか、毎日風呂に入っている、といっても、湯船には入らず、どれだけ少ない湯と石鹸で体をいたわれるか、に気を使いながら、すっきりしている。風呂後に感じる風はとても冷たい、扇風機なんて消すこともある。当然洗濯物が毎日出る、よろしくですマサちゃん、半年5回しか風呂入つてなかったのに6回目から毎日だものね、けっこう、こんなんで暮らせる、体も至って動き回っている、かなりはぁーはぁーしてるが。でも、昨日今日来た研修の30歳の兄ちゃんは暑さにやられ、バテバテ、それでも、頑張って仕事しようともがいていた。名古屋の田舎に生まれ、東北大を出て日立に入り経理部門で夜遅くまで5,6年働いて、飯のほとんどがコンビニ、透き通るような白い肌、すぐにでも歌舞伎の女形が出来そうな風貌、後ろ姿など女を感じる、つい尻を眺め、やっぱ男だよなと2度眺めてしまった。毎日、帰りがてらの「ぬか取り仕事」の時である。昨日は多かった土日は多い、飼料袋で10はあった、それを研修生にやらしてる間に、おらはATMに直売所で毎日出る百枚ほどの小銭を入金に行く。終わって駐車場の反対側の精米所に行くと、彼は全然仕事ができてなかった、「糠は田畑に微生物を増やす最高の肥料なんだ」と教え、作業の指導をしていたが、「これアマゾンで送ってもらえれば」と抜かしたので、代わってさっさとすました。朝飯の時マサがが用意してくれた飯と味噌汁、納豆は食べず、目玉焼きと野菜炒めだけ食べていた。「いつも小食なので」と、今日はこいつ持つのかな35度は超えるべ、常に様子を見てなきゃ心配だ、夕方には早く帰らせて楽になろうと駅に送っていった。昨夜「コンビニ食との脱却」、「一食一食の幸せを自分で創り出す」「彼女とともかく早く結婚し家族を築くべし」「野菜のセット送ってやるぞ」との応援歌をおらとマサが話しただ、「量とか曜日とか考えて電話して」とグッバイ。
 ブリゴジンは一体どうなっちゃたんだろうね、あれだけあけすけに毎日ニュースを流してたボスだ、毎日気になる。気になるといえば、数日前囚われのアンサンスーチーにタイの外相が面会したそうだ、気になる。ミャンマーはロシアと中国に完全に抑えられ、他国は手を出しずらく、自由を求めるリベラルな国民たちの苦悩の日々が続く、香港と様子が似ている。ミャンマーは忘れ去れてる、ましてロヒンギャなんか。でも教育だけはみんな活発だよ。