百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023 9/24    事件番号「流山730」 今年の730番目の事件

帰農人    2023 9/24 
  事件番号「流山730」 今年の730番目の事件

 ゆうべは寒くって、夜半、毛布を引っ張り出した。いつもは、ほとんど裸に薄いタオルケットをおなかにかけるくらい。腹を出して寝ることが小さい時からだめなのだ。ガンジス川のそばの安宿で、暑いので屋上でよく寝たが、西欧からの多くの旅人たちは、男も女もみなへそを出して寝ているが、俺だけ薄い布を腹にかけていた。 カヤと布団は常設、歩くところを広くしたいので、部屋の隅っこに小さな三角テントのように張りついている、寝る時はカヤの束の中をかいくぐり中に入るのが好きだ。高校の頃、一人用の雨風を防げる小さなテントで何度も3千mのアルプスなどで寝たことを思いだす。テントの中で眠る感覚を覚えとてもほっとする。もうそろそろ、面白かったバカ夏が終わるのはちと寂しい、毎日暑さと遊んだ、夜風とは毎晩お付き合いした。子ネコも来たし、ベジタは米、野菜もしっかり食べ続け、日ましに大きくたくましくなってます、まだ乳歯ですけど。

  再発行されたカードたちがぼちぼち届く。みな再発行、12日に盗られて13日までに手続きは終わっているので十日目くらいに届くんだね。クロネコのカードは、三週間後と言われたが本当かしら。15%割引が消える、早く来い、こちとら数百円でも重要なんだ。影立って17万円は帰ってこない、 
無人直売所で残り野菜をさっとかたずけて、売り上げをポケットにいれ、シャッターを降ろし、この聖地を授けてくれた隣の家主さんたちに片手で拝み、数メートル先の軽トラまで戻る2,3分の間に、助手席にあった財布が通り人により持っていかれた。すぐに警察の二人と現場検証、科捜研みたいな男性がワゴン車で現れ、写真や指紋などを捜索した。こんなことも4,5回やっている、細かい農機具などの盗難などは検証で時間を取られるのが嫌で泣き寝入り。最近は野菜の盗難と共に、まったく被害が出ていない、すごくありがたいと思っていた。
前にもホームセンタ―で2mのマルチ数本などを台車で運んでいた時、崩れ落ちそうになったので、財布をくさび代わりにしてレジに向かった。あれ落としたかなと10mの通路に拾いに行ったがなかった、数十秒の出来事だ、警察を呼んで防犯カメラなども見てもらったがだめだった、あの時も8万円忘れられないが忘れるように心がける。これからの一日、一時間の方が大切だ。カトマンズの銀行の窓口で金を下ろしている間のカウンターで目の前の小銭入れを見事に取られたのは忘れない、初めての盗難事件。