百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2020-01-01から1年間の記事一覧

帰 農 人 2020  5/18   中国がケツをまくりやがった

やっと田植えを始める事が出来た。こんなに遅いのは初めてだ、半月ほど遅れた。育苗初期に苗を焼いてしまい、復活に時間が掛かってしまった。 致命的ではなく、何とか買い足さなくとも間に合うだろうとは思ったが、心配だったんだこのひと月。 まわりは皆、…

帰 農 人 2020  5/10 南方熊楠の「地域丸ごと創生論」を農政の指針として

お隣の韓国で農業政策の大転換があり、農業の「公益性を重視」した新制度が5月1日から始まった。 今までは日本と同じように、規模拡大、競争力や効率性を重視した政策だったがそれらが農村の疲弊を招いたとし、どんな小さな農家にも補助金を支払い、環境や…

帰 農 人 2020  5/03 信頼を強要するのは本当のお馬鹿さん

レバノンがヤバい、腐敗に満ちた政権に命覚悟のデモが勃発した。 「コロナなど怖がっていられない、私たちは命を懸けているのだから」と、デモの指導者が語る。その後の報道が中々見つからない、南イエメンも内戦を止める動きは微塵もない、こんな時だからこ…

帰 農 人 2020  4/26 いのち との つきあいは ありがたや

うちのフナちゃんは死なない、月に一度くらい、どろどろのフィルターを洗って、時々水を足すだけ、毎朝の餌やりだけ。いい加減なのに何故か死なない。圭太が掬ってきたのは10年前。メダカも5匹、共に大きく育って立派な容姿に、田んぼから持ってきたドジ…

帰 農 人 2020  4/19   僕にとって 二人は宝です

今日次男のイザナが彼女と結婚の挨拶に来る予定だったが中止。仕事仲間の家族に発熱者がいるそうで、仕方がない、消毒しながらマスクをして話しするのも嫌だよね。我が家初のお祝い話なので大切にしたい、いつになるだろう。 農業では花と和牛が大打撃、冠婚…

帰 農 人 2020  4/13  まだまだコタツと薪ストーブはありがたい

配給物資を我先にと手を伸ばすシリア難民キャンプの女たちのキリリと開かれた目は美しかった、コロナのせいで配給が激減した家族たちへ必死の思いがあった。 EU自体が修羅場であるが、世界のスラムや難民たちがコロナに感染したら壊滅的悲劇が起こることも…

帰 農 人 2020  4/06 遺伝子組み換えやる気満々の利権大好き政府 狂気

これほど有機農業が嫌いな政府は世界に少ない。 有機農家の割合は、EUでは10から30%、日本は0.5%、10年後までには3倍に増やすと審議会が提案した。10年後に1,5%、あんまりだ、何たるみみっちさ、また世界に笑われる。 果樹は輸入品の急増…

帰 農 人 2020  3/29  「うつるんです という使い捨てカメラもあったね」 

カタールの「アルジャジーラ」は中東、アフリカのニュースを流す放送局、先日全部の国のコロナ患者と志望者数を読み上げた、確実に増加している。 チュニジアでは結婚式に英国から来た花婿の父が感染していて、そこから一気に広がったそうだ。百姓をしている…

帰 農 人 2020  3/21 椿もきれい、オオタカものびやかに

「わさびレタスありますか?」昼飯をつくっていたら、電話があった。 いつも運河のイベント等で買っていたみたいで、全ての行事が中止になり「どこ行けば買えますか」と片言の日本語で聞いてくる 「配達して」「いやだ、初石駅そばで買えるよ」、その20分…

帰 農 人 2020  3/17  資本主義を蹴飛ばしたコロナはエライ

歴史の中で知っている「戒厳令」が世界中で次々と発せられていく様をBSの海外の報道で日々びっくりしながら注視している EUなどにに比べ「我が国は封じ込めに成功している」との自画自賛の安部さんの演説はあまりにも他国に無神経で、また科学技術的根拠…

帰 農 人 2020   3/09 公務員の給料を数ケ月減らして世間にばらまいたら?

10日ほど前にウグイスが鳴きだし、先日、水稲の樅種の下処理仕事も始まり、じゃが芋の植え付けも始まる、春仕事の始まりだ これから3ヶ月の作付で1年の7割が終わる、大仕事に緊張の連続だ、失敗は大きく響く、いやだけど温暖化も計算に入れざる得ない、…

帰 農 人 2020  3/01 良い菌を街中に増やすこと、それが最善の策

帰 農 人 2020 3/01 良い菌を街中に増やすこと、それが最善の策 神戸の震災後に生まれた「海外災害援助市民センターCODE」から「武漢に医療品支援を中国内の仲間とはじめたからカンパ募集」の知らせが届いた、ともかく動きがいつも早い、本当は政府…

帰 農 人 2020  2/24 中国の歴史は好きだが、国は嫌いだよ

昨日、保育園での「餅つき会」も「運河の朝市」も予定通り開催した、ご苦労様です。あまりの自粛はいけない、それは「恐れ」を人の心に沁み込ませる。 「感染したってかまわねぇ、弱い人は超気をつけて、元気な人が発病しても抵抗力を増やせるから麻疹などと…

帰 農 人 2020 2/16 それでも地球は回っている

なんかEUの宣伝マンみたいで嫌だけど、「服喪(ふくも)休暇」という制度の改正論議は面白く伝えます。 子どもを亡くしたら、5日間の休暇を与えるの現行制度を3週間に延長する議案が野党から出されたら、与党は3週間の延長とさらに、資金の補助、コンサ…

帰 農 人 2020 2/11 「肉に炭素税」

EU議会では「肉に炭素税」かける論議が進行している。 穀物や野菜に比べ10数倍もの資材、機械化が使われ、温室効果ガスの排出量も多く、本来人が食べる穀物や大豆、小麦、トウモロコシ等が餌になり、30年後には百億を超えると予想される人口増大に関し…

帰 農 人 2020 1/5   公朗66 美郷70 輝いている

おにぎりを握って家を出たのは、2日朝4時、コジとくるみと3人道中、甲府のシタール演奏家公朗の家を目指す。 7時前に遠望が利く公園で日の出を待つ。正面には富士、右手に南アルプスの山々、朱色に染まる変化の後まぶしすぎるご来光、感動の中8時過ぎに…

帰 農 人 2020 2/03  「大暖冬」、 ヤバいです、心配する事が大切 

EU議会から英国議員の退場にさいして「蛍の光」の合唱があった、議場を去る英国議員はバグパイプの演奏が先導した、混迷は深まるが、大人の良識を感じさせられる演出である。 残念ながらアジア諸国は自国の事で精一杯で、友好関係を楽しめる日は。 肺炎騒…

帰 農 人 2020 1/27  米、野菜は神への最高の捧げもの

今場所は凄い相撲の大盤振る舞い、群雄割拠、みんな俺が上に行くとギラギラしている。うなされる取り組みが毎日続く、4時半を過ぎるとそわそわしだす。 そろそろ小兵の石浦が、そのころからラジオやテレビにかじりつく。 奇跡の優勝、徳勝竜の立会前の顔は…

帰 農 人 2020 1/18 25年 1995

不気味に暖かい冬が続く、まだハウス等の水道施設の凍結対策はしていない、ヤバいという日が来ない、この25年で初めてだ。楽ではあるが、「温暖化」がちらつき妙に落ち着かない。 昨日は神戸の震災から25年目でラジオ等で95年特集などやっている。震災…

帰 農 人 2020 1/12 きのうから「太公望」

仕事始めから1週間、まだお屠蘇気分でまったり過ごしている。 師走の慌ただしさを越し、この時期が一年で一番ゆったり過ごせる。明日は八幡様の「おびしゃ(新年の氏子の総会)」がり昼前から宴会が始まる。地元の人たちと語る期会は滅多にないので、いつも…